2008年7月2日水曜日

自治寮の終わり2

守るべきは寮生か、それとも理念か。
難しい問題です。

「寮生」であるために、理念は必要です。
他では手に入りにくいものが、ここでは簡単に
手に入れることが出来ます。
人権だとかコンセンサスなんてくそくらえ、
「寮生」であるためだけの空間。
異質ですがそれゆえに純粋であり、その
純粋性を維持するには自治である必要がありました。

反面、「寮生」であることを堅持するために、
社会的な「大学生」の立ち位置の変化についていく
ことができなくなってもいました。

私たちは「寮生」を取りました。そして、今の
寮生は「大学生」を取った。そう考えています。

何が正解で何が間違っているというのはないと
思います。
ただ、私たちと彼らの結論は違った、ということだけです。


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当然、なのかも知れません。

「寮生」を守るためには、時に血を流し、時に恥も
外聞も投げ捨て(ただし寮生に対しては常に自分たちの
行動に揺ぎ無い自信を見せ)、時に罪を背負うことが
必要なのですから。

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